株式会社テンアローズ

シミュレーション

シミュレーションの使い方

 

「年間平均風速」「ワイブル係数」の調べ方

これらの数値は、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の局所風速マップで確認できます。

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<数値の見方>

  1. 発電装置を設置する地上高を画面右で選択します。
  2. 設置予定場所を出来るだけ拡大表示して、場所の色を下のチャートから拾います。これが「年間平均風速」です。
  3. 画面右の「ワイブル係数K」をクリックすると、地図がワイブル係数K用に変わりますので、同様にチャートから値を拾います。
 
シミュレーション用エクセルシート

 

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【ワイブル係数Kの公式とは~バーギー社 Michael Bergey社長】

このバーギー社によるスプレッドシートの計算式は、ユニークな数学の仕掛けが込められており、世界中にコピーされています。このKの計算式(公式立て)はスプレッドシート上で行うことは非常に困難であった反復的ソリューションが必要でした。しかし、1978年に博士ロバート·エイキンズが、サンディア研究所にて、この私にスプレッドシートで上手く機能するクローズドエンドな解決方法が与えられた計算式を、線形化する方法を示して下さいました。

エーキンズ博士(15年前に惜しくも亡くなりました)が、「ビンの方法」を開発しました。それは今日、全ての風力発電機の性能解析の基礎となっております。 私は、この適用され得る風速確率の計算式が、他社であってもこの弊社WindCADからコピーしたかどうかを伝えることができ、それを多数見かけます。

My spreadsheet has been copied all over the world because it has a unique math trick in it. The formula for K requires an iterative solution that is very difficult to do in a spreadsheet. But in 1978 Dr. Robert Akins, then with Sandia Labs, showed me a way to linearize the formula, which allowed a closed end solution that worked well in a spreadsheet. Dr. Akins developed the “method of bins” which is the basis of all wind turbine performance analyses. He passed away about 15 years ago. I can look at a formula for wind speed probability in a wind turbine performance spreadsheet and tell whether they copied WindCAD. I see it a lot.